二見興玉神社 〜お伊勢参り vol.4〜

bluebird

2009年02月28日 23:00

月夜見宮参拝の後は、お伊勢参りの楽しみにしていた神社の内の一つ,
二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)へ参拝です。

昔は伊勢神宮に参拝する前には、二見浦(ふたみのうら)で禊(みそぎ)を行うのが習慣だったそうです。
その場所がここ二見興玉神社です。
(今回は順番が違いますが。。。)





夫婦岩の沖合700mの海中にある猿田彦大神ゆかりの興玉神石があるそうです。

伊勢市駅から電車で二見浦駅まで、そして駅からタクシーで二見興玉神社へ向かいました。
駅に一台しかいなかったそのタクシーの運転手さんがまた、いい感じの方で、
いろいろ詳しく教えていてただきました。
この日最後の参拝だと思っていたので、二見興玉神社前で待っていてもらい、それから伊勢市のホテルへ帰るつもりでしたが、その運転手さん、いい場所がある、と言うことでしたので、次の御塩殿神社までまた案内してもらいました。
さらに、後はホテルへ帰るだけなのでメーターは止めておいてくれて、ゆっくりお詣りしてくださいとのことでした。
ありがとうございます!

その運転手さん、以前乗せたお客さんの中で、伊勢神宮摂社末社含め全125社をまわりたいというマニアックなお客さんを乗せたそうで、そのお客さんは伊勢に来る度にこの運転手さんを携帯電話でご氏名でまわられるそうです。

確かにいい運転手さんなので次回伊勢に来たときは私もこの運転手さん(一応タクシー会社と名前を覚えておきました。)をご氏名でお願いしたいくらいでした。

タクシーを降りていよいよ二見興玉神社鳥居をくぐります。
気持ちが高ぶります。浮き足立ってます。





午後三時過ぎだったでしょうか、それでも観光地なので大勢の人です。
二見興玉神社は岬にある神社ですので、海岸沿いの参道がとても気持ちがいいです。
でもこの日は風が強く気温も低くかなり寒かったです。








こちら天の岩屋神社です。のぞくと岩屋があります。
側にある一見変わった丸い注連縄(200円)で痛いところをこすってお詣りすると効果があるそうです。
今は腰が悪いので相当気合いを入れてこすっておきました。





こちらは手水舎で、かえるがシンボルとなっています。





しばらく歩いて少しずつ見えてきました。
こちらが有名な「夫婦岩」です。





その前に、二見興玉神社本殿で参拝です。
二見興玉神社は海の側の神社ですので木の社殿では保たないのでしょう。コンクリートのガッシリした作りです。





二見興玉神社本殿の真裏にある鳥居から夫婦岩を拝めます。





鳥居の前にはかえるのオブジェ。
みんな撫で撫でして、目がキラリと光ってきています。





晴天ですが、強風のせいで海が荒れています。
ただの岩に注連縄を張ったものですが、実はこの夫婦岩の間から朝日と満月が拝めるそうです。





そして、
レイラインという太陽の通り道にもなっているそうです。
夏至の日の出と冬至の日没、太陽の通り道が茨城の鹿島神宮→東京の皇居→富士山→伊勢神宮と一直線上に重要なポイントが並んでいるそうです。
こちらに詳しくあります。





夏至の日と冬至の日では太陽の昇る位置が違うそうです。





このように年に3回、二見興玉神社では注連縄張りの神事も行われています。
ポスターをよく見ると参道上は人でギッシリ埋まっています。
すごい人気です。





このポスターすごいです!!
夫婦岩の間から日の出が拝めますが、
ナント!
よく見ると富士山が見えて、その頂上から太陽が昇ってくるそうです!
タクシーの運転手さんが言っていましたが、夏の期間なので、冬ほど空気が澄んでいるわけではなく、こんな写真は年に2回あるか無いかだそうで、こんな日の出の写真が撮れた場合は地元の新聞にも掲載されるそうで、それくらい貴重な写真です。

この写真を撮るために毎日こちらに足を運んで写真を撮っている方もいるそうです。
一度生で見てみたい!





さらに、隣のこのポスターのように冬の時期は夫婦岩の間から満月が綺麗に顔を出すそうです。
丁度満月の時期に合えば見てみたいです。
夜はいつもこのようにライトアップされているそうです。
次回疲れすぎてなければ夜にも来てみたいですね。





参道はさらに続きます。
この橋を越えて向かう先は「龍宮社」です。
この橋の側に波が打ち付けられて参道はびしょ濡れです。





こちらが龍宮社です。
八大龍王大神を祭っています。
2拍手したところで、本殿内に柏手の音が響き渡って気持ちが良かったです。





こちらは龍宮社の手水舎です。
かえるとは違い龍です。やはりこの方がしっくりきます。








側にあった絵馬掛けですが、そのイメージが強烈でした。
見える方はこのように見えるのでしょうか、それともインスピレーションを受け取り描いたものでしょうか。
夫婦岩の間から白龍が昇っています。



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